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英語の文型

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文型と品詞

目次

1. 文法を学習するときに必要な日本語
2. 文型とは
3. 文型の表記に使われるアルファベットの意味
4. 文型の種類
5. まとめ

1. 文法を学習するときに必要な日本語

英語は何語で勉強するのか。
まず英語学習者がしっかりと認識すべき問いはこれである。
そして、この問いの答えは非常に簡単だ、「日本語」である。
しかし、その認識ができている学習者は非常に少ない。
文法解説に使われる言葉を理解しないでその解説を聞いてもフランス語でインド語を勉強するようなものだ。
なのでもしこの時点で文法学習に出てくる日本語を理解していないと感じているのならここで一度文法解説に使われる日本語をもう一度確認しておこう。

品詞 の理解 英語の勉強前に知っておく8つの 品詞

2. 文型とは

文型とは英語の文(ピリオドから次のピリオドまでの一区切り)の形のことである。
すべての文法はこの文型の中に収められており、文型を理解できていればかなりん長い文に出会ってもしっかりと内容が把握できるようになる。
しかし、その一方でこの概念を学習するのはなかなか難しい。文章を読みながらこの文型を理解することをお勧めする。

3. 文型の表記に使われるアルファベットの意味

Sとは

S(subject)とは主語のことである。
主語とはその文における動詞の動作主に当たる。つまり動作をする人、ものを表すものだ。
例えば
Jack built the house.
この文にの動詞はbuilt、「建てたのは誰か」と考えれば、答えはJackになる。このJackが主語になる。

そして大事なことは
主語は必ず文の先頭に来る
ということだ。

細かいことを言えば例外はたくさんあるが、まず基本として先頭にくると覚えておくと良い。

Vとは

V(verb)とは動詞のことである。
動詞とは文の動作や状態などを述べる

Cとは

C(complement)とは補語である。補語は主語や目的語の性質を説明する語(句、節)のことである。

Oとは

O(object)とは目的語である。
目的語とは動作の対象

Mとは

M(modifier)とは修飾語であり、上記のS、V、O、C以外はこのMとして考えれば良い。

4. 文型の種類

文型には5種類しかないのだが、文型を支える要素の他に前置詞のまとまりや修飾句といった文型を成す要素以外の語句も含まれることが多いので必ずしも簡単に見極められるものでは最初はないかもしれない。が、たくさんのパターンを見ていけば段々に構造が見えてくる。

第1文型

SV
主語と動詞で完結している形である。
I run.
私は公園を走る。

これで完結している。しかし、普通はもう少しいろいろな語がつく。例えば
I run in the park with my wife.
私は妻と公園を走る。

ここに出てくるin the park with my wifeはrunを修飾する部分であるのですべて修飾語(M)である。
ではどのように修飾語を見抜くのかというところがポイントになるが、おおよそ、前置詞+名詞となっている部分は修飾語と判断して良いだろう。
主語がわかり、動詞がわかり、前置詞+名詞となっていれば第一文型の文だという判断ができる。

第2文型

SVC
主語+動詞+補語の形でS=Cの関係になる。
I am a student.
私は学生です。

この文だとS(私)=C(学生)という関係が成り立っているのがわかる。

第二文型(SVC)を取る主な動詞
●状態を表す動詞
be ~である He is smart. 彼は賢い。
seem 見える She seems happy. 彼は幸せそうに見える。
appear ように見える You appears well today. あなたは今日は元気そうだ。
look ~に見える He looks happy. 彼は幸せに見える。
keep ~のままである He kept silent. 彼は黙っていた。
lie ~の状態で横になる He lay still. 彼はじっと横たわっていた。
remain のままである The stores remain open. 店は開いている。
●変化を表す動詞
become ~になる She became a teacher. 彼女は病気になった。
get ~になる She got drunk. 母は酔った。
turn 変わる The light turned red . 赤信号になった。
grow 育つ(なる) The dog grew bigger. その犬は大きくなった。
come ~になる The dream came true. 夢が実現した。
go ~になる The banana went bad. バナナが腐った。
fall ~になる They fell asleep. 彼らは眠ってしまった。
●感覚を表す動詞
sound ~に聞こえる His plan sounds impossible. 彼の計画は不可能そうだ。
smell ~のにおいがする This flower smells sweet. この花は甘いにおいがする。
taste ~の味がする This pizza tastes really good. このピザは本当に美味しい。
feel ~の感じがする this texture feels rough. この生地はゴワゴワしている。

第3文型

SVO
主語、動詞、目的語で構成される形
このOというのは動作の対象を指している。
早速例文を見てみよう
I watched
私は見た

この文を見たときあなたの頭の中に「なにを」と疑問が生まれたはずだ。
なのでこの文にはその部分を補ってやらなければならない。

I watched TV in my room yesterday.
I watched the movie last night with my girlfriend.

第3文型を取る動詞はたくさんあるのでここには記載しないが、常に動詞を見たときに「何を」という疑問がわくならそれは第3文型と判断していいだろう。

第4文型

SVOO
第4文型は「S+V+O(1)+O(2)」(主語+動詞+間接目的語+直接目的語)の形である。
訳し方としては「O(1)にO(2)をVする。」となる。

理屈よりも例文も見た方がわかりやすい。

She gave him some advice.
彼女は彼にアドバイスを与えた。

これが以下のようだったらどうだろうか。

She gave him.
彼女のは彼に与えた。

当然、「何を?」という疑問が生まれる。
「何を?」と疑問に思ってしまうところにはもう一つ目的語を添えてやる。

She gave him extra work.
She gave him a pain.
She gave him a hug.
She gave him a present.
She gave him a surprise.

この第4文型を取る動詞(※一部)

give 与える I give him a present. 私は彼にプレゼントをあげた。
tell 言う She told me a lie. 彼女は私に嘘をついた(言った)
show 見せる They showed us how to do it. 彼らをそれをどうやってやるかを見せてくれた。
lend 貸す He lent her his compass. 彼は彼女に自分のコンパスを貸した。
send 送る My gramma send me a letter at least once a month. 私の祖母は少なくとも1ヶ月に一回手紙を送る。
teach 教える Kenji doesn’t teach his kids English. 健二は自分の子供に英語を教えない。
buy 買う She bought his son a stupid toy. 彼女は息子にくだらないおもちゃを買った。
get 手に入れる I will get you a job opportunity . 私はあなた(のため)に仕事のチャンスを手に入れよう。
make 作る He made us wooden desk. 彼は私たちに木製の机を作った。
find 見つける Her parents find us a new house. 彼女の両親は私たちに新しい家を見つけてくれた。

第4文型は第5文型に置き換えることができる。

よくよく考えてみると自然なことだが、第4文型は第3文型に書き換えが可能だ。
I will get a job opportunity to you.
Her parents find a new house to us.
といった感じだ。

前置詞がついているまとまり(前置詞句)は文型の要素に入らないので、これらは第3文型となる。

第5文型

SVOC
第5文型は、「S+V+O+C」(主語+動詞+目的語+補語)の形をしていて、O=Cの形になっているのが特徴だ。
このOとCの関係が等しいことが分かっていれば第5文型は理解したようなものだ。

例文を見てみよう。

I name the dog Lucy.
私はその犬をルーシーと名付けた。

この文においてthe dog とLucyの関係はイコールである。

I find this book interesting.
私はこの本が面白いことが分かった。

これも「本=面白い」という関係になっている。

このように第5文型はO=Cになっている。

5. まとめ

文を読むときにはいちいち文型を考える必要はない。
そんなことをしては英語を読む楽しみが激減してしまう。

そういう風に文型の知識を利用するのではなく、難解な文に出会ったときに冷静に単語の関係性を整理しながら読み進めるために使えればいいのだ。
そのためにはこの文法は大きな力になる。

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