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ミランダ・カーさんのCMを見ればプレゼン力が10%上がる

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ミランダ・カーさんのCMを見るとプレゼン力が10%上がる

ミランダ・カー CM

3行でまとめると・・・

日本でも大人気のスーパーモデル、ミランダ・カーさん。そのミランダさんが出演するCMを見ると、プレゼンで役立つフレーズを覚えることができます。センター試験のリスニングでも役に立つ!

もくじ

ミランダ・カーさんのCMに注目!
実際にCMを見てみよう!
フレーズ&プレゼン解説
センター試験にも役に立つわけ
まとめ

ミランダ・カーさんのCMに注目!

オーストラリア出身のスーパーモデル、ミランダ・カーさん(Miranda Kerr)。モデルやテレビのお仕事で、けっこうお目にかかることが多いのではないでしょうか。日本でもその人気は高く、数多くのCMにも出演しています。

その中で、最近オンエアーされているCMの一つに、サントリー社が放送しているウーロン茶のCMがあるのですが、これがなかなかおもしろいのです。

なお、あらかじめ書いておきますが、AYM Englishとサントリー社の間には全くなんの関係もありませんので、悪しからず。

実際にCMを見てみよう!

では実際に、CMを見てみましょう。Youtubeで見ることが出来るのですが、動画を埋め込んでみます。

ミランダさんの英語プレゼンの書き起こしを読みながら、聴いてみましょう。

Hello everyone. My name is Miranda Kerr.
Yoroshiku onegai shimasu.
Aburamono can taste delicious.
So… Tsui-tsui tabesugi chau.
That’s why the concept of Abura Management was developed.
According to specialists, there’s an ideal amount of dietary fat per day.
You don’t want to have too much… Or too little.

30秒のCMなので、すごく短いですね。でも逆に言うと、プレゼンテーションの一番大事なところをググッと凝縮させている、とも取ることが出来ます。

フレーズ&プレゼン解説

ここでは、プレゼンテーションの解説を、フレーズ解説と共に書いていきます。

プレゼンポイント 1 聴衆をつかむ!

そもそもプレゼンテーションとは、聴衆に自分の意見をいかに伝えるか、ということが重要になります。自分の意見を伝えるには、当然ながら、まず聴いてもらうことが重要です。

そこでまず使われるのが、「笑い」です。英語話者のミランダ・カーさんが、いきなり日本語で、「Yoroshiku onegai shimasu」などと言ってきたら、思わず「なんだなんだ?」と聞き入ってしまうもの。これでつかみはオッケーというわけです。

プレゼンポイント 2 共感を生む!

次のフレーズは、「Aburamono can taste delicious」。ここの「delicious」強調がかなり入っているのがわかりますね。これは聴いている人が「共感」するフレーズです。「そうだよね、脂ものって、おいしいんだよね」と、ミランダさんと同じ気持ちになるわけです。この「共感」が、プレゼンテーションではとても重要となるのです。

プレゼンポイント 3 聴衆を引きずり込む!

その次は「So… Tsui tsui tabesugi chau」。ここの「So…」が重要です。前のフレーズで「共感」した聞き手をさらにひっぱりこむのが、この「So…」なのです。「So」とはここでは「だから・・・」という意味ですが、前の文章を受けていることがわかります。前の文章、脂ものはおいしいことを受けて、だから食べ過ぎちゃうよね、という「共感」をさらに強めているのですね。

プレゼンポイント 4 新情報紹介!

ここまで共感して強く引き込んだ聴衆にバシッとぶつけるのが、「That’s why the concept of Abura Management was developed」となるのです。脂もの、おいしいよね、ついつい食べ過ぎちゃうよね、という気分になっている人たちに、「Abura Management」という魅力的な新情報を紹介することで、このコンセプトを強く印象付けているのです。

プレゼンポイント 5 専門家の意見を混ぜる!

ここまで聞いてきた聴衆は、「Abura Management」という新しいコンセプトが気になって仕方ない。でもManagementなんていうからには、なにか専門的な知識が欲しくなります。どこぞの知らない人が言っているのではなく、れっきとしたアイデアなんだ、という確証が欲しくなるのです。そこで使われるのが、「According to specialists」です。「According to」は「~~によると」という意味で、受験英語ではよく出てきますね。ここで「専門家によると」、というフレーズを使うことで、ミランダさんが紹介しているAbura Managementが、科学的見地に立った考えであることを、専門家の意見を引用することで、より信憑性を高めているのです。よく見ると、ミランダさんの後ろで、スクリーン上に具体的な数値(74g/日)が示されているのにも、注目ですね。

プレゼンポイント 6 アイデアを超簡単に説明!

さらに、このAbura Managementをごくごく簡単に、かつ専門家の発言「理想的な脂摂取量がある」ということを説明するために、「You don’t want to have too much… Or too little」というフレーズを続けています。フレーズ自体も簡単で、誰にでも分かりやすいものになっています。

CM的にはこの後日本語で商品の説明が入りますが、プレゼンテーションとしては完璧ですね。たった30秒という短い時間の中で、Abura Managementというコンセプトのプレゼンテーションを、見事に紹介しているわけです。

プレゼンポイント 7 プレゼンストラクチャー!

この短いCMの中で、プレゼンのエッセンスが見事に詰め込まれていることが、よく分かると思います。ここで今一度、このプレゼンテーションの流れを見てみましょう。

つかみ→引き込み→斬新な情報→専門家の情報→簡単な説明→(商品説明)

そうです。この短い時間で、プレゼンテーションが取るべきベストな流れが出来上がっているのです。

この一連の流れは、実は学校での発表などにも当然応用することが出来ます。この流れを軸として、追加情報であったり、アイデアの説明を付け加えていけば、立派なプレゼンテーションを完成させることが出来るのです。これは参考にしない手はないですよ!

センター試験にも役に立つわけ

最後に、どうしてこのCMがセンター試験にも役に立つか、書いていきます。

ここまで読んで分かるとおり、このCMはプレゼンテーションのエッセンスを多分に含んでいます。「でもプレゼンとセンター試験って、関係なくない?」と考えるもの無理はありません。

しかし、リスニング問題はもちろんのこと、長文問題でも、こういったプレゼン形式の問題がでることは十分考えられます。

例えば、「According to」が出た瞬間に、「誰かの意見(今回の場合は専門家)が出るぞ」と身構えることができます。「○○は××である。So…」となれば、「Soだから前の文を受けているぞ、論理的説明だぞ」と予測することが出来るのです。

これはあくまで一例ですが、センター試験に応用することは十分可能な表現が、たった30秒のCMで使われているのです。たったの30秒ですが、脂マネージメント以外にも、実は、学ぶべきものが数多くあるのですね。これはつまり、大きな言い方をすれば、「日々流れる情報にも、学ぶべきものが多くある」ことをも示している、と私は思うのです。

まとめ

今回は、ミランダ・カーさんのCMを取り上げて、プレゼンテーションのうまさ、構成、さらにはセンター試験にも応用できる表現について、解説してみました。ミランダ・カーさんのCMは他にもありますので、Youtubeを探してみるのも一考かと思います。正月なまりでついついだらだらテレビを見続けてしまうこの時期。そんなときに、このCMが流れたら、プレゼンを学ぶチャンスだ!と飛び上がって見てみては、いかがでしょうか。

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