blog

今こそ高校生にハリー・ポッターを読んでほしい3つの理由

Pocket

今こそ高校生にハリー・ポッターを読んでほしい3つの理由

ハリー・ポッター

3行でまとめると・・・

最新作が発売となったハリー・ポッターは、魔法の世界でありながら、学校が舞台なので、日本の高校生にも読みやすく、英語の教材として適していることを、3つのポイントに絞って解説する。

もくじ

ハリー・ポッターの新作発表!
ハリー・ポッターを高校生に勧める3つの理由
まとめ

ハリー・ポッターの新作発表!

全世界待望のハリー・ポッターの最新作「ハリー・ポッターと呪いの子(原題:Harry Potter and the Cursed Child)が、11月11日に発売されました。今作で7作目となるハリー・ポッターシリーズから目が離せません。ハリー・ポッターの時代から約100年ほど前の世界を舞台にしたスピンオフ作品「ファンタスティック・ビーストと魔法使いの旅」もまもなく封切となりますので、ハリー・ポッター旋風再び、といったところでしょうか。

今回は、なぜハリー・ポッターシリーズを高校生が読むべきなのか、
3つのポイントに絞って、お話していきます。
ポイントは、「舞台が学校」「読みやすい難易度」そして「話題づくり」の3つです。

ハリー・ポッターを高校生に勧める3つの理由

舞台が学校:単語が身近なものがよく使われる

ハリー・ポッターは、不運な境遇から肩身の狭い生活をしていた、ごく普通の男の子が、魔法の学校に入学し、そこでさまざまな冒険をする、というお話です。

その物語は、学校を舞台にしているだけあって、教室であったりグランドであったり、たまたま教科が魔法であるだけで、その他は一般的な学校生活と変わらない、つまり子どもにとって身近に感じられる単語が多く使われています。

例えば、戦争ものの小説であったり、ビジネスの世界を描いた小説だった場合、高校生にはピンと来ない話になってしまうことが多く、また使われる単語も、その舞台背景にあった単語が多く使われます。

一方、ハリー・ポッターは学校が舞台なので、文房具であったり、勉強机であったり、宿舎のベッドといった、自分が普段から使っているものが出てきます。魔法のステッキ(Magic wand)は持ってないかもしれませんが、羽ペン(Quill pen)なら買うことができますからね。

英単語と実物をリンクさせて覚えることで、記憶を強化することができます。そういう意味で、ハリー・ポッターは、学園ものの小説として、とっつきやすいといえるでしょう。

また、これは忘れてしまいがちですが、ハリー・ポッターは「現代」を舞台にしたお話です。魔法が飛び出てくるので、ついつい中世の世界を思い描いてしまいがちですが、(物語の中の)魔法使いではない普通の世界には、テレビも車も電車もあるのです。これは何を意味するかというと、ハリー・ポッターの社会背景は、私たちが生きる現代社会と(魔法がある以外は)なんら変わらないということです。

というのも、例えばハリーが魔法を学ぶ学校、Hogwartsは、全寮制(Boarding School)の学校です。日本だと全寮制の学校は珍しいのですが、イギリス圏だと、さほど珍しいものではありません。つまり、海外の読者にとっては、魔法を学ぶこと以外は、とても身近な、共感が持てる舞台設定となっているのです。相部屋となった友人と宿題を教えあったり、夜中に教室に忍び込んでいたずらしたり、優しい先輩に助けてもらったり。こういった学校生活の風景は、特に高校生にとっても、かなり親近感を感じることができますので、より物語の世界に入りやすくなります。実際、私も読みながら、これは学生が読んだら「あるある」だらけで楽しいだろうな、と羨ましく思いました。

Quill=羽ペン

%e7%be%bd%e3%83%9a%e3%83%b3

読みやすい難易度:似た表現が多く出てくる

ハリー・ポッターは、海外の評判を見る限り、プリティーン(10代前)の少年少女も夢中になっていることから、使われている単語や文法は、比較的易しいものが多いといえます。ここでいう易しいとは、小難しい表現や学術単語が出てこない、という意味なので、中学校で習う文法「だけ」で読み進めるのは、難しいでしょう。しかし、高校生レベルの文法があれば、たとえ100%理解できなくても、文脈から理解することは可能となります。

また、映像版として、映画DVDがありますので、原作を読んでから、もしくは映画を見てから原作を読めば、頭の中で映像をリンクさせることができるので、情景を理解しやすくなるでしょう。

小説を読むときに、重要なのは一語一句理解することではありません。物語の流れ、舞台情景を理解し、追いかけることで、単語の意味、文脈の意味を理解することができます。映画版をうまく使うことで、理解を深めることができるわけです。

ハーマイオニーさん登場シーン

話題づくり:共通言語としてのハリー・ポッター

ハリー・ポッターは、何も日本だけで流行っているわけではありません。全世界規模で流行しています。流行している、ということは、当たり前ですが、多くの人が見ている、もしくは読んでいることを意味します。ということは、ハリー・ポッターのことを知っていれば、必ず誰かしらかとは、話ができるというわけです。

先日カナダ留学フェアに行ったことは、ブログに書きましたが、その時話を聞いた、カナダのトリニティ・カレッジの先生に、「生徒は魔法を学ぶことはできますか?」と冗談を言ったところ、「魔法は教えてないけど、ウチの学校はとってもハリー・ポッターっぽい(Harry Potter-ish)よ」といって、笑いながら色々写真を見せてくれました。実際に画像を見てみると、さすがイギリスの文化が色濃く残っているだけあって、そのまんまハリー・ポッターな雰囲気が出ていました。これで白いふくろうが毎日手紙を届けてくれたら、完璧ですね。余談ですが、魔法は教えていないけど、魔法のタロットなどを研究するクラブはあるそうです。

今回の例は学校関係者との話題の種となった、という話ですが、道行く人なり、留学先などで、ハリー・ポッターの話で盛り上がることはできるでしょう。

このように、ハリー・ポッターを読むことは、ただ英単語や文法を学ぶことだけにとどまらず、会話のツールとしても使うことができるのです。それって、とってもお得な話ですよね。

トリニティ・カレッジ。どう見てもハリー・ポッターの食堂ですね

%e3%83%88%e3%83%aa%e3%83%8b%e3%83%86%e3%82%a3%e3%82%ab%e3%83%ac%e3%83%83%e3%82%b8

まとめ

ハリー・ポッターをなぜ高校生が読むべきなのか、3つのポイントに絞ってお話してきました。身近な舞台設定、ちょうど読めるレベルの難易度、そして会話ツールとしてのハリー・ポッター。この3つのポイントを意識しながら読むと、より教材として威力を発揮してくれるのではないでしょうか。まだ読んだことがない人は、ぜひ一度手にとってみてください。いきなり購入するのはハードルが高い、という方は、図書館で借りるのも手です。借りてきて、机の上においておけば、娘、息子さんも喜んで読み出すこと請け合いです。おもしろすぎて本が置けない(Can’t put down the book)という評価は、伊達じゃないですね。

ハリー・ポッターを使った授業を聞いてみたい!わからない部分があるから教えてほしい!という方は、ぜひ問い合わせフォームからどうぞ。もしくは巣鴨駅の9と3/4番線でお待ちしております。

Pocket

少人数だからできる生徒の興味関心に合わせた英語指導!高校入試から英検、TEAP、GTECなど各種英語試験まで英語学習を全面サポートする川口市にある英語塾です。