オバマ大統領の広島でのスピーチから英語を学ぶ

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オバマ大統領といえば大統領選挙の時に聴衆の耳に残る演説をすることで有名だが、今回の広島でのスピーチもとても聞き取りやすい、英語だった。
全体的な印象としては、戦争の苦しみなどの描写の部分ではやや難しい単語が出てくるが、文章の難易度としては英検2級程度の英語力で十分読める、聞ける英語だった。
今回はオバマ大統領のスピーチの最後の部分を使って以下の項目を吸収する。

オバマ大統領のスピーチから学ぶイディオム

go through

the children of this city will go through their day in peace.
go throughとは「経験する」や「通り抜ける」という意味のイディオムです。
この文でthis cityとは広島を指していますのでこの文は「広島の子供達は平和の中で彼らの1日を経験する。」という訳になる。
しかし、このような表現は通常しないので「広島の子供たちは平和な日々を過ごす」くらいの意味に訳すとよいと思う。

直訳を避け、自然な日本語にするために直訳からその状況を想像し、その想像した状況を日本語で描写すると自然な訳文になりやすい。

be worth Ving

It is worth protecting and then extending to every child.
be worth VingはVする価値があるというイディオムである。
この文は下の文法andの部分でも触れるが
be worth Ving1 and Ving2
となっており、
V1の価値があり、そしてそれからV2の価値がある
という形になっている。
それ(子供達が平和に過ごすこと)は守る価値があり、それは全ての子供たちに広まっていく価値がある。

be know as A/not A but B

Hiroshima and Nagasaki are known not as the dawn of atomic warfare, but as the start of our own moral awakening.

be known as AはAとして知られるというイディオム、結構よく出てくるので覚えておこう。

not A but B「Aではなく、Bだ」

このイディオムで注意すべき点はA, Bには名詞だけでなく、句や節が入るという点だ。
この2点を抑えると
「広島と長崎は核戦争の夜明けではなく私たちの道徳的な目覚めとの始まりとして知られる」
となる。

オバマ大統領のスピーチから学ぶ文法

感嘆文: what a 形容詞+名詞 S V

What a precious thing that is.

What a typical exclamatory sentence this is!
(これはなんて典型的な感嘆文なんだ)

という例文でオバマ大統領の使った感嘆文の説明ができる。
感嘆文は今回のオバマ大統領のスピーチのようにSVがなくとも表現可能だ。

what a day!
なんて日だ!

what a beauty!
なんて美人だ!

what a guy!
なんて男だ!

話が少しずれてしまったが、訳としては

「それはなんと貴重なことでしょうか。」

という文になる。

関係代名詞: 名詞 S V, in which

That is a future we can choose, a future in which Hiroshima and Nagasaki are known not as the dawn of atomic warfare, but as the start of our own moral awakening.

名詞 S V

まずは最初の文のThat is a future we can choose,から見てみよう。
関係代名詞についてだが関係代名詞には見える関係代名詞と見えない関係代名詞がある。見える関係代名詞はそのままwhoやwhich、またはthatを見ることで判定できるが見えない関係代名詞を見極めるためには知識とある程度の慣れが必要だ。

名詞+S+VはS+Vな名詞と訳してしまうのが良い。

関係代名詞というのは簡単に言えば文を使って名詞を説明するものだ。
名詞+S+Vとは本当は名詞+that+S+Vなのだがほとんどの場合このthatは省略される。

同じパターンをいくつか見れば要領がわかるはずだ。

Park I used to go
私がよく行っていた公園

Man I saw on the srtreet yesterday
私が昨日道で見た男

A car my friend bought
友人が売った車

Exam we are going to take
僕らが受ける試験

そしてこのパターンは文章のなかでももちろん使われる。

Park I used to go is gone now.
私がよく行っていた公園は今はない。

This is the man I saw on the street yesterday.
この人は私が昨日道で見た人です。

A car my friend bought was stolen in just two days.
私の友人が買った車はたった2日で盗まれた。

The exam we are going to take will be held on this Saturday.
私たちが受けるテストは今週の土曜日に開催される。

このように関係代名詞は見えないのにも関わらず役割として多大に存在するのでこのパターンを知らないと文が読めなくなってしまう。

前置詞をつけた関係代名詞

This is a future in which Hiroshima and Nagasaki are know not as the dawn of atomic warfare but as the start of our moral awakening.

関係代名詞は文を使って名詞を説明する。文章の中の名詞を関係代名詞を使って説明する場合主語と動詞は合計で二つずつ存在することになる。
そしてこの文はThis is a futureの文のa futureという名詞の部分をin which以下の文で説明している。

なので二つの文に分けてみよう。

一つ目 This is an future.
二つ目Hiroshima and Nagasaki are known not as the dawn of atomic warfere but as the start of our moral awakening in the future.

一つ目の文章のa futureを二つ目の文章で説明している。ではどのように関係代名詞の文に変わっていくだろう。
二つ目の文からfutureを取りだしwhichに代える。そしてそれを先行詞であるひとつ目の文のfutureの直後に置く。
これで基本的には終わりだが、今回の場合inが末尾に残され決まりが悪い。なので関係代名詞と一緒に先行詞の直後に置く。

訳文としては
「これは広島と長崎が核戦争の核戦争の夜明けではなく、私たちの道義的な目覚めの地として知られる未来だ。」

接続詞: and

It is worth protecting and then extending to every child.

andは等位接続詞と呼ばれ同じレベル品詞や句や節をつなげることができ、違うレベルの二つを接続することはできない。

and thenの後ろを見てみると動詞のing形になっているので接続関係はprotectingとextendingとなる。

The world was forever changed here, but today the children of this city will go through their day in peace.
What a precious thing that is.
It is worth protecting and then extending to every child.

That is a future we can choose, a future in which Hiroshima and Nagasaki are known not as the dawn of atomic warfare, but as the start of our own moral awakening.

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AYM Englishの塾長 サイトの管理、運営も自身で行っている。 TOEICスコアは900点 大切にしている事は「やってみなければわからない!」精神で行動する事