川口の青木中学校生、入塾時英語評定3だった生徒が「1年半で偏差値69まで上がった」ポイントまとめ

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成績を振り返る前に彼の学習開始時のあらすじ

出会った頃の彼の感じ

「be動詞の意味がわからない」
彼と初めてあった時、こんなことを言っていた。
囲碁が強く、8月までは全力で囲碁をやりたい、勉強はその後でと。
学校の成績は英語は「3」。とりあえず試験前に一応やるくらいなので、知識の積み上げがあまりない。

入塾してからもあまり単語の勉強や文法など、得点に現れやすいが退屈な学習は脇に置いておき、「ごんぎつね」や「手袋を買いに」などの名作を「とにかく読む」ことに専念。
その後見事川北に合格!と、これが高校受験が終わるまで話。

この生徒が川北に入るまでの詳しい記事ははこちら→川北に受かった生徒とのインタビューで感じた3つの大切なこと

それで今回はタイトルの通り川口市立青木中学校で英語評定3だった生徒が川北行って今はどうなのか?
というところをしっかりと追って見ようというもの。

大大大前提

模試に対する前提

言うまでもないが、模試で大事なことは結果に一喜一憂することではない。
大事なことは試験を通して、「今の自分ができること」「今の自分ではできないこと」を把握して次の手を考えることだ。
なので、この記事では成績が向上した事例の紹介になるが、その後彼が実践したことも紹介してみたい。

この話の前提条件

彼は週一回80分、文法学習はなしで読解のみの授業を16ヶ月実施している。
(他の科目と英文法は他の予備校で学習している)

模試の結果一覧

まずは結果をざっとみてみる。

6月に受けた模試(navio統一模試)

得点満点偏差値全国順位
71点100点60.31727/12627

7月に受けた模試(進研模試)

得点満点偏差値全国順位
5810064.146145/464226

8月に受けた模試(進研模試)

得点満点偏差値校内順位
15020068.05/339

9月に受けた模試(進研模試)

得点満点偏差値全国順位
7310066.1561/12637

11月に受けた模試1(進研模試)

得点満点偏差値全国順位
6710069.022170/490291

11月に受けた模試2(navio統一模試)

得点満点偏差値全国順位
7410066.0551/12263

結果に対しての感想

安定して60台は維持しているものの60だったり、69だったり変動がみられる。
ある程度予想通りで、短期で結果を追うと上がったり下がったりするが、年単位で見れば確実な成果が見える。
それはAYM Englishは早期からストレスの少ない文章を使って行う「多読」と、きちっと一文一文を読んでいく「精読」を行なっているからだ。

進捗状況としてはとても良いが改善の余地がある。
問題の読み直しを授業で行なってみるとまだ「なんとなく読んでいる」ところが多々あるので、そういうあやふやさを一つずつ潰していく必要がある。
やはり模試では8割5分を安定して取れるようになれば一つ安心できるポイントと捉えることができるようになる。

高校英語の難しさ

高校英語の難しさの一つは一文に複数文法が含まれている点だ。
中学までは各文法単元が授業で設定されているので、受動態なら受動態の文ばかり、関係代名詞なら関係代名詞の文ばかりと、実はあまり思考しなくても「だって今習っているから」という薄い根拠でも点が取れてしまい、「できる」と勘違いをしてしまうのだ。
それで高校で授業を受けると、理解できている前提で進むものだから、「高校英語は難しい」という結論に至ってしまうのだ。

中学までの学習の落とし穴

中学校は仕組み上、文法は定期試験が終わるまで覚えておけば良いので、次の定期テストの時には前の単元の知識がかなり抜けてしまう。
この問題を多読は解決してくれる。

AYM Englishの多読では特定の文法にフォーカスすることなく、いろいろな文法が同時多発的に出てくるので、文法の瞬発力が鍛えられる。
そして精読授業では日々つまずいてしまう「苦手なところ」の解説をしながら、文章理解をしていく。
「文の理解」ではなく、「文章の理解」を助けるのだ。
話が中学校に遡ってしまったが、このようなトレーニングを中三の夏終わりから積んできたのだから彼が模試で読解部分で得点できるのはお分かりいただけるだろう。

このように、成果が出るまで時間がかかり、かつ一問あたりの配点が大きな長文読解が得点できていると言うのはすごく日々の学習が楽にしてくれるはずだ。

見えてきた今後の課題

安定して偏差値60台にいるが、

模試が終わるたびにいろいろな話をする。その中で私がいつも聞くのは

  • 「成果がでたところはどこか」
  • 「どうしてそれが成果と言えるのか」
  • 「できなかったところはどこか」
  • 「どうしてそれができなかったのか」
  • この4つの質問をした後続けて

  • 「できなかったことに対して何をするのが有効か」
  • 「有効だと思うその対応策は優先順位の上に来るのか」
  • 「どうして優先順位の上に置くべきと言えるのか」
  • と大体このような質問をする。
    私が大事にしているのは本人が気づくこと。

    11月の模試の手応えを聞いている時こんな質問をするとこのように返ってきた。

    「長文で時間がかかってしまい、その原因は「単語」にあると言うことがわかりました。わからない単語も周りの文からある程度推測できるが、推測しなければならない数が多ければそれだけ時間を使ってしまい、回答に対する時間が減り、結果として得点が下がるということがわかった」

    では何をすれば良いか?

    単語とイディオムの暗記

    それはどうして有効か?

    覚えれば読解速度が速くなる。速くなることで、より問題の選択肢なり英作文を考えるための時間を得ることができ、その結果点数がより安定して取れるようになる。

    ここまでくれば目標を設定すればいいだけだ。

    「12月までに1000単語を覚える」

    そしてそれを徹底的に実行して無事に達成。
    読解速度が速くなることは間違いない。なぜなら単語の意味が瞬間的にわかるのだから。
    得られた利益はこれだけではない。
    単語を1000単語覚えたことで学校の単語テストの準備が不要になったこと、定期テストの英語の勉強時間が大幅に減ったことも大きな利益だ。
    そしてこの連鎖はポジティブに働く。
    英語にかける時間が減ることで、他の科目の強化に時間を使えるようになる。

    そうすることで、できることが増えていき、「学習そのもの」をより意欲的に取り組めるようになるからだ。

    もう一度確認しておくが、彼は最初からできたわけではなく、普通の公立中学校で平均的な英語力からスタートしている。

    最後に

    1から10まで教えれば良い塾だとは私は考えない。
    私は生徒たちとの対話を通して「本人が気づける」ように導いていくのが良い塾だと思う。
    大人になれば誰も教えてくれなくなるのだから。

    生徒の成績変化を見ていただくのと同時に、生徒自身(またはこの記事を読まれているのが保護者の方ならそのお子さんの)考える力について私なりの考えを書いてみた。
    「まずは目の前の定期試験で結果が欲しい!」でもとても良いと思う。定期試験での頑張りが財産になるような授業を提供していきます。

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    AYM Englishの塾長 サイトの管理、運営も自身で行っている。 TOEICスコアは900点 大切にしている事は「やってみなければわからない!」精神で行動する事

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