英語の勉強が苦手な人は英語の勉強が得意になる人だ(書評)

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自分のこどもに英語を教えるつもりはない。

私が英語を勉強していたということで、「お父さんが英語できるから〇〇くんも英語ができるようになっていいね」というようなことをよく言われます。
英語の勉強はとても楽しいと私は思っていますし、英語ができることで得られる機会の多さもあると感じています。そして確かに英語ができるようになるための効率的な方法を子供たちに早くから教えることは可能ですが、子供達の将来にとって最も優先すべきことで、また英語の勉強を通して得るべきはものは英語の知識だけなのでしょうか。英語の勉強をして英語が多少できるようになることで生徒の将来は本当に可能性が溢れたものになるのでしょうか。

巷ではプラス〇〇点保証なんていう謳い文句の学習塾がたくさんありますが、学習に対する正しい準備がまだできていない子、つまり、知的好奇心がしっかりと芽生えていない子の学力を保証するとなると、「興味関心」ではなく、「(やりたくないけど)やらなきゃいけないこと」として、ある程度大人都合で勉強しなくてはなりません。そうなると一通りの受験勉強が終われば「勉強なんて金輪際お断り」なんていう状況になってしまいます。新しいことを学吸収していくプロセスで得られる楽しさや喜びを知ることと引き換えに保証された成績を得ることは長期的に見た時全く等価交換できていません。
私はそのように考えていますから「英語ができるようになるための指導をしていく中で、もっと根本的に重要なことで提供できることはないだろうかと考えていますので日頃から色々な書籍を読むようにしています。
その中で今回読んだのは、出版されて少し、時間が経っていますが、
「GRIT The Power of Passion and Perseverance〜やり抜く力〜」
一つのことを学習するのに時間がかかる人は将来化ける可能性大だということを教えてくれる本を読みました
という本です。

この本に書いていあること

この本では「成功を決める能力」はどのようなもので、どのような人間がそのその力を獲得でき、そしてどのようにその力を獲得するのかということについて様々なサンプルを提示して述べています。好きなことに取り組むことや、取り組むことを好きになることの大切さ、そして私たちが限界だと感じていることは実は自分が設定したものなだけであり、マインドセットをどのように行うかで結果が大きく変わることなどを述べています。

こんな人に読む価値がある

好きでもない習い事をなんとなくやっている人
同じ土俵にすごい天才型の人がいてモチベーションが上がらない人
なんのために勉強するのかその価値を見出せてない人
スポーツでスランプに陥って、なんとか抜け出したい人
勉強を一生懸命頑張っている人
子供の習い事は何が良いのか悩んでいる人

生徒や自分の子供に伝えたいこと

取り組む対象はなんでも良いですが、せっかく一生懸命やるのならそれが一時的なものになってしまわないように、未来のあなたの知恵に昇華されるような筋道を持って取り組むべきです。
勉強の仕方がわからない、または勉強の意義が見出せない学習者本人も、またその保護者の方達もその筋道を立てる(立てていることを見守る)上でこの本の内容は多いに役に立ちます。目先の試験や試合の結果からだけでは得られない視点を与えてくれます。
私は英語それ自体の知識よりも物事をし続ける「好きなことを見つけること」、「続けたものが勝つということ」ということを自分の子供に伝えていきたいと思います。それを理解できたらこれから子供たちが何に取り組むにせよとても大きな力に力になるのですから。

TEDもありました。リスニングにおすすめ

英語の塾なので、TEDに著者が出ていましたので、勉強がてらみてはいかがでしょうか。
ちなみにYoutubeには音声の速度調整ができる機能が付いています。難しくても1.5倍速で聴き続けることをおすすめします。

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AYM Englishの塾長 サイトの管理、運営も自身で行っている。 TOEICスコアは900点 大切にしている事は「やってみなければわからない!」精神で行動する事