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Elvis Costello の失敗談 から学ぶeither…orの使い方

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Elvis Costello の失敗談

Elvis Costello の失敗談 in Japan

Elvis Costelloは1970年代から未だ現役で活躍しているロックミュージシャン。代表曲にはVeronica、Alison、Sheなどがあります。テレビ番組の主題歌などにも使われているので、もしかしたら、コステロの名前は知らなくても、曲は知ってる!ということはあるかもしれませんね。Elvisと聞くと、どうしてもPresleyの方を思い浮かべるかもしれませんけど。

 

そんなコステロが、テレビ番組(Conan O’Brien)で、日本にはじめて来た時の話をしていました。まだまだ新人アーティストだったコステロ、売れてやるぜ!とばかりに気合も十分。ビートルズを髣髴させる衣装に着替えて、当時としては衝撃的な、トレーラーの荷台でのゲリラライブを敢行したそうです。銀座で。

 

 

ニューヨークのTimes Squareみたいなところ、ということで銀座をゲリラライブの舞台として選んだのでしょうが、しかしまた、なぜ銀座。当時の若者文化の発信地と言えば、今では想像できませんが、実は新宿。忙しいビジネスマンの行きかう銀座でライブをやったところで、誰も足を止めてくれないのは想像に難くありません。
 

やけくそになったコステロは、レコードをフリスビーみたいに投げて配ったそうですが、当然誰も受け取ってくれません。というか、避けられた(duck)されたそうです。
 

今ではレコードのあるご家庭は極めて少ないので、実感が湧かないかもしれませんが、実はレコードは大変危険な凶器となりえます。危ないですので、絶対に人に向けて投げるのはやめましょう。ただし、ゾンビが相手の場合は話が違います。
 
(映画「Shaun of the Dead」より)

 

話が逸れました。デビューからすでに45年が立っている大御所も、苦労した時代があるんですね。ちなみに、コステロはその後も日本に何度も訪れ、Fuji Rock Festivalなどにも何度も出演しています。ぜひチェックしてみてください。

Elvis Costello の失敗談 から学ぶEither or

ここでコステロのインタビュー記事から、英文法を学びましょう。今回は「either or」です。

“We thought, ‘This is it. Either one of two things will happen,'” Costello said. “Either we’ll be an overnight sensation and our record will crash into the charts. Or, we’ll be arrested and deported, and that will make us famous.

まず初めの「Either」は、その直後の「one of two things」に掛かっています。「二つのうち一つのこと」が起こるだろう、と。
 
次の「either」も直後の文に掛かっているのですが、こんな風に分けてみましょう。

either:
 
we’ll be an overnight sensation and our record will crash into the charts.
 
Or
 
we’ll be arrested and deported, and that will make us famous.

 
「一晩でセンセーションが沸き起こって、レコードトップテンに躍り出る」
 

 
「逮捕されて強制送還されて、そのニュースがさらに僕たちを有名にするか」
 

どうやってeither文を見極めるの?

 

では、どうやってeither文を見極めるのでしょうか。もちろん、「either or構文」と呼ばれるくらいなので、「eitherの後にはorが来る確率は極めて高い」と、覚えるのが一番良いです。ただ、一文目のように、「or」がこない時もあります。では、どうするか。それは、either文の特徴をチェックすることです。
 

either構文は同等の文を比べる!

 

either構文は、同等の文、つまり、同じような事柄を比べるときに使います。今回の例文はその典型ですね。
 
「スターになるか」or「逮捕されるか」
 
この二つに一つしかない、というわけです。言い換えると、
 
「文章」or「文章」
 
をつなげている、と考えることもできます。

「文章」or「単語」
 
というつなぎ方はまずないので、コレも覚えておきましょう。

Whether orとは違うの?

 
either構文と似ている構文として、「Whether or」構文があります。Whether or構文に関しては今度また詳しく書きますが、簡単に言うと、
 
「Whether or構文はyesかnoを問う時に使う場合が多い」
 
仮に今回のコステロの文章をWhether or構文に書き換えるとすると、

Whether we’ll be an overnight sensation and our record will crash into the charts or not.

つまり、

Yes:センセーションを起こす。
No:センセーションが起きない。

こういう感じになります。ちょっと味気ないですね。
Whether or構文自体が味気ないわけではなく、別の使い方があるのですが、それはまた今度。

さて、「スターになるか」「逮捕されるか」という期待を胸に銀座に向かったコステロですが、誰もが予想しない結果が起きたそうです。

Unfortunately, there was the third option, which no one anticipated: “They just came along and gave a ticket to the guy for overloading the truck,” Costello dryly cracked. “And a tiny little picture in the paper.”

「トラックの運転手が過重積載で違反切符を切られただけで、新聞もちょろっと取り上げただけだった」そうです。

オチをしっかりつけるのも、さすが大御所ですね。

なお、インタビューの本文はこちら

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