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関係代名詞の省略

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omission of relative pronoun 関係代名詞の省略

関係代名詞の省略、というエントリーでこれから書いていくのですが、先に一つだけお伝えしておくことがあります。

「関係代名詞の省略は中級以上向けのトピックです。」

どの単語が主語であり、動詞であり、目的語である、といった文章の構成や、関係代名詞の働きをある程度理解するまで、気にすることはありません。

なぜなら、省略してもしなくても、文章の意味は同じだからです。

省略することができる、という知識は持っておいて損はありませんが、まずは文法的な基礎をしっかり定着させましょう。

関係代名詞を省略できる時はどんなとき?

さて、関係代名詞を省略できるのはどういう時か。簡単に言うと以下のとおりになります。

1.関係代名詞が目的格である。

2.関係代名詞がthat、which、whom/whoである。(1.とも関連)

3.関係代名詞の前に前置詞がない。

それぞれ見ていきましょう。

条件1.関係代名詞が目的格である。

関係代名詞は主に「主語の代わり(主格)」「所有を意味する言葉の代わり(所有格)」「目的語の代わり(目的格)」を担います。

主格:

I have a friend who works in the kitchen.

(私にはキッチンで働いている友人がいる。)

これの関係代名詞whoを省略すると、

I have a friend works in the kitchen.

となり、文章が不整合となるため、省略することは出来ません。

この場合、主動詞「have」ともう一つの動詞「works」が重なってしまいます。また、「works」の主語がどれなのか、明確に指し示すものがなくなってしまいます。これでは、文章は不整合である、となってしまいます。

所有格:

I have a friend whose work is hard.

(私には仕事が大変な友人がいる。)

この関係代名詞whoseを省略すると、

I have a friend work is hard.

となり、やはり文章が不整合となるため、省略することは出来ません。

この場合も、主動詞「haveと「is」が重なってしまいます。また、「a friend」と「work」を繋げるものもないため、誰の「work」が大変なのか、わからなくなってしまいます。

目的格:

I have a friend whom I know for a long time.

私には長年親しくしている友人がいる。

この関係代名詞whomを省略すると、

I have a friend I know for a long time.

となり、文章の整合が取れているので、省略できます。

「I have」の目的語も「I know」の目的語も、共に「a friend」ですが、関係代名詞whomが省略されても、それぞれの目的語は文章中に残っているので、文章の整合性は保たれています。

逆に言えば、文章の整合性が保てないから、他の例では省略できない、ともいえますね。

2.関係代名詞がthat、which、whom/whoである。

これは1.とも関連していますが、関係代名詞がthat、which、whom/whoだと、省略できる可能性が高くなります。なぜなら、that、which、whom/whoは目的格として使われるからです。

ここで注意するべきなのが、あくまで省略できるのは目的格として使われているときだけ、ということです。that、which、whoは主格としても使うことがあるので、いつでも省略できるというわけではない、ということを覚えておきましょう。

3.関係代名詞の前に前置詞がない。

関係代名詞がthat、which、whom/whoで、目的格ならば省略できる、わけではありません。何事にも例外があります。

省略できる例:

I have a friend whom I play soccer with.

I have a friend I play soccer with.

省略できない例:

I have a friend with whom I play soccer.

I have a friend with I play soccer.

このように、関係代名詞の直前に、副動詞の前置詞を置いている場合、関係代名詞を省略してしまうと、前置詞が取り残されてしまい、文章の整合性が取れなくなってしまいます。

上の例にあるように、前置詞を後ろにおく場合は、省略することが出来ます。

いかがでしょうか。

最初に書いたとおり、関係代名詞の省略は、してもしなくても意味に違いはありません。強いて言えば、省略するのは主に会話表現の時で、逆に省略しないのは文語表現、とも言えます。頭の片隅に覚えておきましょう。

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