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過去完了形

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過去完了形 ~過去の過去は過去完了!?

過去完了形

もくじ

過去完了形とは
過去完了形の基本 ~未来は後ろ向き
過去完了形の視点
過去完了形と過去形
まとめ

過去完了形とは

過去完了形とは、過去のある時点において、動作が完了していることを表す文法です。
現在完了形と同じように、完了・結果・経験・継続について表すのに用いられます。
「had + 過去分詞」という形になります。
過去形と過去完了形の違いって何?となりやすいですが、
しっかり時間軸を捉えて考えれば、大丈夫です。
キーワードは、「過去の過去は過去完了」。
どういうことなか、見て行きましょう。

過去完了形の基本 ~過去の過去は過去完了

まず最初に完了形についておさらいしましょう。
完了形とは、ある時点において、動作が完了していることを表す文法です。
その「ある時点」が過去なら過去完了、現在なら現在完了、
そして未来なら未来完了、となるわけです。





主語 助動詞のhave 過去分詞 文法
I had done. 過去完了形
I have done. 現在完了形
I will have done. 未来完了形

ではそれぞれ例文を見てみましょう。

過去完了形 had + 過去分詞

I had done my homework before 4pm.
私は午後四時までには宿題を終わらせていた。

She had finished her work in the morning.
彼女は朝には仕事を終わらせていた。

They had eaten a banana at the restaurant.
彼らはバナナをレストランで食べたことがあった。

現在完了形 have + 過去分詞

I have done my homework before 4pm.
私は午後四時までには宿題を終わらせた。

She has finished her work in the morning.
彼女は朝には仕事を終わらせた。

They have eaten a banana at the restaurant.
彼女はバナナをレストランで食べたことがある。

過去完了形 will + have + 過去分詞

I will have done my homework before 4pm.
私は午後四時までには宿題を終わらせているだろう。

She will have finished her work in the morning.
彼女は朝には仕事を終わらせているだろう。

They will have eaten a banana at the restaurant.
彼らはバナナをレストランで食べ終わっているだろう。

どの時間軸でも共通しているのは、
話者の視点から見て、話題の中心となるその行動は
すでに終わっている、ということです。
逆に言うと、終わっているから「完了」しているわけであり、
また過去のことなので「経験」となるわけです。
今より未来のことは「経験」できませんからね。
これを簡単な絵にすると、下のようになります。

過去完了形

過去完了形の視点

ではここで、今回のメインテーマである過去完了形について考えてみましょう。
今から過去のある時点において、すでに終わっていること、
それが過去完了形です。
つまり、今現在すでに終わっているが、過去のある時点においても、
同じくすでに終わっている、ということですね。
文章で書くとややこしいので、図を見てみましょう。

過去完了

現在から見て、昨日も2年前も、同じ「過去」です。
昨日から見て、2年前も、やはり過去です。
すなわち、過去の過去、というわけです。
この過去の過去を「大過去」ということもあるので、覚えておきましょう。

とんちのようでややこしいですが、日常でも使える表現ですので、
ぜひともマスターしましょう。
日本語でももちろん同じような表現の仕方をするので、
普段の自分の生活で、例えばスケジュールについて考えるときに、
過去完了形のフレーズを話してみると、理解が深まりますね。

過去完了形と過去形

では、過去完了形と過去形を組み合わせるとどうなるのか、見てみましょう。
過去完了形は、過去のある時点におけるさらに過去の話なので、
1つの文章で2つの過去の時間軸の話をするとき、
古いほうの過去が過去完了形で表されます。

過去完了形と過去形の時間軸

例として、「友達と会った」と「牛乳を飲んだ」の二つの文章で考えてみます。
先に牛乳を飲んで、その後に友達に会ったとします。
この場合、牛乳を飲んだのが大過去で、友達に会ったのが過去です。
順番で行くと、「牛乳」→「友達」です。
これを英文にすると、

I had drunken milk when I met with my friend.
私は友達と会ったとき、(すでに)牛乳を飲み終わっていた。

「飲む」を過去完了形にしているのがわかりますね。
これを図にするとこんな感じです。

過去完了形

これをひっくり返して、「友達」→「牛乳」とすると、こうなります。

I had met with my friend when I drunk milk.
私は牛乳を飲んだとき、(すでに)友人と会っていた。

「会う」が過去完了形に、「飲む」は過去形になっています。
これを図にすると、こうなります。

過去完了形

過去形と過去形の組み合わせ

では、過去形と過去形を1つの文章にいれたらどうなるのでしょうか。
上の例から行くと、

I drunk milk when I met with my friend.

答えは単純で、後か先かの区別があいまいになる、です。
もしくは同時刻に行なっている、とも言えます。
どちらにせよ、この文章ではどちらが先か、判断することはできません。
図にすると、こうなります。

過去完了形

過去完了形との関連で、こちらもあわせて覚えておきましょう。

まとめ

過去完了形というと複雑な印象が出てきますが、
上で書いたような時間軸をイメージして、
どの視点からいつの話をしているのかを整理すれば、
スムーズに理解できると思います。
また、多読でさまざまな文章に触れると、
「こういう時に過去完了形を使うのね」といった具合に
感覚を身に着けることができます。
ぜひ実践してみてください。

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